社会への取り組み 人材育成の推進

「付加価値の高い分離精製・分析・製造技術を基に事業領域と展開地域を拡大し、産業と社会の価値創造と課題解決を推進する製品・サービスを絶えず提供できる人」「昨日までのやり方を、明日に向けて、今日変える人」を育成するために、以下のさまざまな施策に取り組んでいます。 研修制度については、これまでの階層別に決められた「与えられる研修」から、社員一人ひとりがセルフアセスメントを行って自身に不足している部分を見出し、それを補う研修メニューを自ら選択する「選ぶ研修」の仕組みにシフトしていきます。

当社グループは重要課題(マテリアリティ)として2030年までに社員一人あたりの年間研修費用を100,000円(現在の約2倍)とする目標を掲げています。2022年度の実績は一人あたり58,309円と道半ばではありますが、広範にわたる学びの機会を従業員に提供しています。

また、キャリア形成やリスキリング(学び直し)を推進するには、人材のローテーションやグローバル規模での人材交流が効果的です。加えて、1on1ミーティングの導入といった心理的安全性を強化する試みも人材育成に不可欠です。このような取り組みはデジタル人材や自律型社員の増加につながり、そうした人材が仕事のやり方に変革をもたらすと考えています。

制度・取り組み

階層別研修 新入社員研修 約半年間の研修の前半で社会人としての一般知識やオルガノの技術を学び、後半で習得した技術や知識を実践。
DX研修 デジタルトランスフォーメーション(DX)を推進するため、デジタル技術をビジネスに活用できる人材を育成。
Engineering Seminar
Basic Course
(ESB)
オルガノの基礎的技術について技術分野毎に受講。将来のキャリアに備え、業務上直接関わらない技術も広範に習得。
キャリア研修 主体的なキャリア形成の意識づけを行い、自律的に成長する力を養う。
マネジメント研修 2021年に管理職のコースを『部門統括職』『エキスパート職』『指導実務職』に複線化することで管理職の役割を明確化。役割に応じたマネジメント力を習得。
選択型研修 社員自身がアセスメントにより自身の不足部分を見出し、それを補う研修メニューを自ら選択して受講。
自己啓発 資格取得支援制度 自ら学ぶ従業員を支援するため、約300種類の公的資格を対象に取得費用の一部を補助。対象の資格は、技術士、技術士補、公害防止管理者など技術系のほか、語学系、IT系など多岐にわたる。
オルガノ大学
(通信教育受講金補助制度)
「オルガノ大学」では、業務に必要な技術系・営業系講座、階層別に求められるマネジメントスキルなど、10分野181通信教育講座を取り揃え、学びの機会を提供。

管理職のコース複線化

ORGANO2030のありたい姿として、「多様な人材が、働きやすく、やりがいと成長を感じ、成果をあげられる企業」としています。
その具体策の一つとして「管理職のコース複線化『部門統括職』『エキスパート職』『指導実務職』」を2021年に導入いたしました。
今後もより成果創出を期待できる人材活用体制を構築してまいります。

資格取得支援制度

自ら学ぶ従業員を支援するため、約300種類の公的資格を対象に取得費用の一部を補助します。対象の資格は、技術士、技術士補、公害防止管理者など技術系のほか、語学系、IT系など多岐にわたります。

オルガノ大学(通信教育受講金補助制度)

「オルガノ大学」は業務に必要な技術系・営業系講座、階層別に求められるマネジメントスキルなど10分野173通信教育講座を取り揃え、学びの機会を提供しています。

教育体系

「人財」育成のために、さまざまな教育の機会を用意しています。