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好気グラニュール汚泥を用いた連続式下水処理システム

AGSOR®

好気グラニュール汚泥を用いた連続式下水処理システム

  • 上下水道施設

担体や薬品注入なしで沈降性に優れた汚泥を形成でき、かつ生物反応槽内の汚泥濃度を極めて高く維持できるようになるため、様々な導入効果が期待できます。

① 従来法の1.5~2倍の高速処理
② 処理水質向上(特に窒素・リン除去性能)
③ 生物反応槽・終沈の大幅な省スペース化
④ 動力コスト削減
⑤ 施設更新時のコスト削減
⑥ 特別な運転・維持管理不要

特長

好気グラニュールとは

・活性汚泥が高密度に自己造粒し、粒状となった好気性微生物汚泥のことです。              
・自己造粒には担体や薬品などの添加は不要で、沈降性に優れています。

 

システム概要

・汚泥沈降性向上による高MLSS運転により、処理能力増強が可能です。
・グラニュール汚泥中に、硝化菌・脱窒菌・リン蓄積細菌を保有し、窒素・リンの同時除去に貢献します。
・高い栄養塩除去性能とSS除去性能を実現します。

 

省スペースでの処理能力増強

・既存土木躯体を利用して、標準活性汚泥法に比べて1.5~2.0倍の処理能力増強が可能です。
・既存ラインの5-10%省面積化が可能です。
・運転作業を停止せずにグラニュール形成槽設置が可能です。

特許

・国内 19件
・海外 10件

(2024年12月時点)

システム紹介動画

実機実証試験

国内にて実機実証試験実施済

長期連続運転にて安定処理を確認